学生の飲み会にはゲームがつきもの、それは日本でもニュージーランドでも同じみたいです。今日は私がニュージーランドのパーティーで友達とよくしているゲームを3つご紹介したいと思います。
ちなみに私はキングスカップは日本でもしたことがありました。でもルールが違ったり、まだ日本では有名じゃなかったりするものも多いので、今日はこれらをご紹介したいと思います!
ちなみにニュージーランドではビール・ワイン・サイダー(炭酸の甘いお酒)・ショットが定番です。
【King’s Cup:キングスカップ】
人数:大人数可能
種類:個人戦
時間:長い。場合によっては最後の数枚までラストキングが出ない場合もあるのでそれによっても時間は左右する
酔っ払い度:各ミニゲームでの負けによる
用意するお酒:なんでも可
用意するもの:各自のお酒、大きいカップ1つ、トランプ(プラスチックトランプ推奨)
みんなで輪になります。その真ん中にトランプで数字が見えないように小さい輪を作ります。この時トランプはきれいに並べ、輪っかが途切れないようにしておきます。そのトランプの輪の中心にカップを置いたら準備は完了です。一人ずつトランプを引き、そこの数字に従って飲んでいきます。
ゲーム中盤には荒れちゃうんで、トランプはきれいに並べておきましょう笑
・引き抜いて行く際に最初にトランプの輪を崩してしまった人は、自分の今飲んでいるグラス・缶を飲み干さなくてはいけない。
・4つのキングが出終わるまでゲームは続く
・それぞれのカードに従ってミニゲームを行って行く(カードの説明は以下)
・(ジョーカーは抜いておく)
【A】ウォーターフォール(水の滝という意味):カードを引いた人と同時にみんなが一斉に飲み始める。カードを引いた人から順に飲むのをやめられるが、右隣の人が飲むのをやめるまでは自分は飲むのをやめてはいけない。(つまりカードを引いた人の右の人が一番最後まで飲んでいることになります)
【2】YOU(あなた):誰かを指名し、飲ませることができる
【3】ME(自分):自分が飲む
【4】GIRLs(女子):女子が飲む
【5】THUMB MASTER(親指のマスター):引いた人は次の誰かが5を引くまでサムマスターになる。その間は好きな時に机(もしくは床に座っていたら床)に親指を置ける。サムマスターが親指を置いたら他の人はすぐに親指を同じように置かなくてはいけない。最後まで気づかなかった人が飲む。
【6】BOYs(男子):男子が飲む
【7】HEAVEN(天国):みんな両手をあげる。一番遅かった人が飲む
【8】MATE(メイト):引いた人は自分のメイトとなる人を一人指名できる。指名された人はその相手が飲む場面で毎回飲まなくてはいけない(ただし指名した側がメイトと毎回言って飲ませる。忘れていた場合は飲まなくていい。)このルールによって、次に指名する人がメイトをすでに持っている人をメイトにすることで連帯して飲む人を増やして行くことができる。
【9】RHYME(ライム):引いた人が何かの単語をいい、それと韻を踏める言葉を挙げていく。言えなかった人が飲む。うし・ずし・すしみたいな感じになるかな。英語でやるとマジでむずい。
【10】NHIE(Never Have I Ever):まずみんな3本の指を立て、そこからゲームを始める。カードを引いた人から、Never have I ever~に続けて、自分はしたことがないけど他の人がしていそうなことを挙げていく。(ヨーロッパに行ったことがある等)言われたことがあった場合には指を下げ、誰かの指が3本下がりきるまでゲームを続ける。指を1本下げるごとに一口飲むか、最初に3本下がった人が飲むかはルール次第。ちなみに、バンジージャンプをしたことがある、どこの国に行ったことがある、等の内容も可能だが、大抵ちょっとエロい内容の質問で盛り上がるのがこのゲーム。
【J】Categories(山手線ゲーム):日本でもおなじみの山手線ゲームとルールは同じ。引いた人がお題をいい(山手線の駅名など)、順番にそのカテゴリーに当てはまるものを答えていく。
【Q】Question Master(クエスチョンマスター):次回のQが出るまでその人はクエスチョンマスターになる。他の人はこの人の質問に答えてはいけない。答えてしまったら飲まなくてはいけない。ちなみに、質問は何度でもすることができる。
【K】KING(キング):1枚目から3枚目を引いた人は、中央にあるカップに自分の飲んでいる飲み物を好きなだけ注ぐことができる。4枚目の最後のキングを引いてしまったら、その人が3人が注いだ真ん中のカップを飲み干さなくてはいけない。4枚目のキングが出た時点でゲームは終了する。3人のキングが注ぐお酒の種類は関係なく、いろんなものが混ざるのが醍醐味。
【Joker】JOKER(ジョーカー):飲みたい人に飲ませられるというルールもあるが、基本的に抜いておいていいい。
【Flip Cup:フリップカップ】
人数:3人くらいから大人数まで可能
種類:チーム戦
時間:長くて5分程度。速さを競うので長くはかからない。
酔っ払い度:一気飲み。みんな均等にそれなりに飲む
用意するお酒:基本的にビール
用意するもの:お酒、パーティー用プラスチックカップ、テーブル
・テーブルに2列ににカップを並べ、その中にお酒を注ぐ。
・2チームに分かれる。
・負けた罰ゲーム用のお酒をあらかじめ用意しておく。
まずカップに入っているお酒を飲み干したら、その空のカップを机の端ギリギリに持っていき、底が机から少しはみ出すようにして立てる。その机からはみ出ている部分を手で上に弾いてカップをひっくり返す。そのままカップがうまくひっくり返り、そこが上になる状態で自立したら成功。次の人の番になる。一番端のカップからこれを始め、参加者はリレー形式で順番にやっていって速さを競う。
【Beer Pong:ビアポン】
人数:2人・4人
種類:2チーム(2人)による対抗戦
酔っ払い度:均等にそれなりにみんな飲むことになる
時間:投げる側の技術にもよるが、10分~15分程度はかかる。
用意するお酒:ビール
用意するもの:ビール、プラスチックカップ22個、ピンポン球、水、テーブル
・ピンポン球をお互いに投げ合ってカップに入れるというゲーム
・ピンポン球を入れられたらそのカップの分を一気に飲まなくてはいけない。
・2対2でした場合、2球ずつ投げられる。
・2球が同じカップに入った場合、そのカップに接しているカップ全てを飲み干さなくてはいけない
・ゲーム中一度だけ相手側にある(自分がボールを入れる方の)カップの置き方を変えられる。(だんだんカップ同士に間が空いて入れにくくなるので、その時に戦略的に変える)
・相手が投げたボールを妨害することはできないが、ワンバウンドしたボールは弾いての妨害ができる
・カップのふちをくるくるしている状態で入ってしまいそうな時は、息を吹きかけて妨害ができる
・自分が投げたボールが跳ね返ってきた時など、相手がキャッチする前ならとってもう一度自分のターンにできる。
・ただし、2回目以降に投げる時はトリックショットをしなくてはいけない。(左手で投げる、壁に当てる、天井に当てるなど)
・最後の1つのカップに入れられてしまった場合、リベンジショットをすることができる。その場合ひとり一個ボールを持ち、相手のカップに1つでも入れることができたら相手に入れられた最後の1つのカップはチャラになってゲームは続行する。リベンジショットが入った場合はちゃらにするためだけなので誰も飲まなくていい。
△左が自分がいる机の端、右が相手方向です
(準備)
・テーブルを卓球をする時のような向きで使う
・テーブルの短い方の2辺にカップ10個ずつを三角形に並べる。相手側に三角形の向きが向くような形。
・2つのカップには水を入れ、それぞれテーブルの隅に置いておく(ピンポン球を綺麗にする用)
・三角形に並べてある10個ずつのカップにビールを注いでおく。10個に対して2缶くらいでよい。
3つのゲームの比較
キングスカップが一番日本人がやっているゲームに近いような気がします。大人数でできて、それなりに時間を使うゲームです。また、ゲームでの負けによるので酔っ払いの度合いにすごく差が出ます。人によってはビールとウイスキーとワインとかを大量に混ぜられた液体を最後に一気しなきゃいけないのでそれに当たると非常にきついです。
フリップカップはやって見るとかなり難しいです。またスピード勝負で一気飲みが求められるため、酔いも一気に回ります。カップの数を増やせば何人でも遊ぶことができるのがいいところです。ただ、一気に飲む割に所要時間は短いので、飲む量によってはみんなが一気にぐったりする可能性があります。
ビアポン:うまい人はうまいですが投げる技術が人によって相当違います。入れられた場合はそのカップを一気飲みしますが、そこのスピードは勝負とは関係ないので自分のペースは保てます。ただ大人数でするのは難しいため、周りの人は見ているだけになります(休みたい人にとってはむしろいいかもしれない)
個人的にはビアポンは結構好きです。単純に入れられた時の達成感があるので。キングスカップも楽しいですが、自分が強いお酒を持ってる時は加減を注意しないといつの間にかベロベロになっていることがあります。優しいグループだとお水でも参加させてくれたりすることあるけれど笑
以上ニュージーで経験した飲みゲームのルール紹介でした!日本でもやってみたら楽しいかもしれません。お酒ははたちになってから。そしてくれぐれも飲み過ぎには気をつけてくださいね😊
別の記事ではニュージーランドの飲み会についても紹介しています!