最近胸キュン不足な人にも、絶賛恋愛中の人にも、それぞれに読んでほしい恋愛小説があります!映画も漫画もいいけれど、想像力がどこまでも世界を広げてくれる、物語にのめり込んでみるのはいかがでしょう。今回は実写版本はともだちのわたしが、おすすめ恋愛小説を10作品選びました!王道作品から掘り出し物の名作まで、ぜひ気分に合わせて楽しんでください😊
目次
▷胸キュン必須!ベタ甘な恋がしたくなる本
・『植物図鑑』有川浩
・『チョコレート・コンフュージョン』星奏なつめ
・『陽だまりの彼女』越谷オサム
▷読了後、あたたかなエネルギーに満ちる本
・『カフーを待ちわびて』原田マハ
・『トマトの先生』石田祥
・『アムリタ』(上・下)吉本ばなな
▷身を切る恋に心が悶え震える本
・『白いしるし』西加奈子
・『ナラタージュ』島本理生
・『きらきらひかる』江國香織
・『雷桜』宇江佐真理
胸キュン必須!ベタ甘な恋がしたくなる本
ときめき成分足りてますか!突然の好きな人からの連絡で、一人でわーって叫びだしたくなっちゃうような、足ばたばたさせちゃうような、甘い言葉で胸いっぱいになっちゃうような、そんな甘々が詰まった少女漫画みたいな本をどうぞ!!
『植物図鑑』有川浩
- 胸キュン度 ★★★★
- イケメン度 ★★★★
- もどかしい恋愛度 ★★★☆
- 全407ページ
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」
ある夜、アパートの前に「落ちていた」いつきを、OLさやかは自分の家にあげてしまう。流れで同居をはじめると、彼はイケメンスーパー家政夫ぶりを発揮する一方、超植物オタクでご近所で「狩り」をするのだった。さやかはいつきの名前しか知らないまま、どんどん思いを募らせるのだが、、、。
植物図鑑という名前の通りの図鑑っぷりがすごい。でもそれ以上に、いつきと同居しているのに踏み込めないもどかしい主人公の気持ち!!!自分にもこんな同居人できないかな、と夢見ずにはいられません。大好きなときめき作品が多い有川浩さんの本の中でも、特別に好きな1冊です。
気になる方は▷ 植物図鑑 (幻冬舎文庫)『チョコレート・コンフュージョン』星奏なつめ
- 胸キュン度 ★★★★
- コメディ度 ★★★★
- キャラ濃い度 ★★★★
- 全310ページ
凶悪すぎる目つきから社内で元殺し屋などと噂される龍生は、その見た目からもちろんバレンタインとも縁遠い。一方仕事に明け暮れ残業続きの三春は、たまたまその日に助けてもらったお礼に龍生にチョコレートを渡す。誤解した龍生に交際を申し込まれ、怖くて断れないまま始まったのは交換日記?!だんだんと龍生のことを知っていくことになるが、、、。
いやいやクセ強すぎだろ!と思いながらもどんどんキュンとしてしまうのに抗えなくなる、まさに三春と同じ気持ちで読み進めてしまいます。不器用な2人が必死に生きているのをみると、不思議と気持ちが軽くなる作品です。
気になる方は▷チョコレート・コンフュージョン (メディアワークス文庫)『陽だまりの彼女』越谷オサム
- 甘々度 ★★★★
- ファンタジー度 ★★★★
- 切ない度 ★★★☆
- 全335ページ
「学年有数のバカ」といわれ中学時代はさんざんにいじめられていた真緒と、10年ぶりに再会した浩介。彼女は会わない間にいかにもモテそうなキャリアウーマンへと変貌をとげていた。「運命の再会」からすぐさま始まる2人の甘い時間とは裏腹に、真緒はなにか大きな秘密を抱えているようだった。
真緒の「浩介がだいすき」という真っ直ぐな気持ちが散りばめられていて、その甘さにこちらが照れてしまいます。かまってほしいのに奔放な愛らしい真緒から目が離せなくなって行く一方、真緒が抱えている不思議さ、過去、秘密はだんだんと濃くなっていく。この本は、ファンタジーも好き!という人におすすめなちょっぴり切ないお話です。
気になる方は▷陽だまりの彼女 (新潮文庫)