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セカ就!世界で就職するという選択肢 / 森山たつお

アジア各国で現地採用されて働くということは、海外に留学経験がある人や、グローバル企業での勤務経験がある人のようなエリートだけの選択肢ではなくなりました。勇気を出して新たな一歩を踏み出せば、多くの人がチャレンジできる現実的な選択肢なのです。
(p.3)

ポイント

・「セカ就」=世界就職
・海外は何ができるか、何をやってきたかでの評価
・働き方・価値観の違いを認めながら働く

個人的のーと

・アジアの激動の変化を楽しめる人々
・日本の仕事の再現性という特長

海外就職の現実

海外で就職することは、現実的に考えてどうなのだろう。それは日本人にとって魅力的なのだろうか。そんなことを考えながら本書を読み進めていました。

5人の登場人物のバックグラウンドは様々で、中には契約社員もいたり、10年間日本の大手企業に勤めた方もいました。でもそれぞれが見切り発車でも縁があってでも海外に出ていく姿は、海外で就職を考えたことのない読者にも想像できる人物像です。

現状に満足していない、もしくはこのままでいいのだろうかということを抱えている人は多いと思います。けれど、それについて考える時間がほとんどとれていない人がほとんどだと思います。もしくは、その現状を打破し安定を捨てることには踏み切れない人がほとんどでしょう。

でも、自分を変えるため、これからを切り開くために海外に出ていく人もいる。それはほとんどの人が見られない生活のリアルを教えてくれる貴重な機会だと感じました。

これからどんな道を進むにしても、最初に一歩を踏み出す人は覚悟が相当必要です。そして、海外で働くことの大変さを改めて感じた気がします。

それは働くことに関する捉え方の違いや、責任に関する捉え方の違いなど浮かび上がるところは様々です。そういう日本にいればしなくてもいいだろう苦労も受け止めて、自分がいる意味を見つけながら働くことができるかを問われるのだと感じます。

約3行感想

海外で働くことも漠然と考えている現在、このような本を読めてよかったと感じます。現状を知らなくてはそれをリアルに考えることもできないし、憧れだけではない海外就職について改めて考えようと思います。